作業日記@HatenaBlog

各種の作業メモ

不正アクセス対策

/etc/rc.conf 設定

SYN + FIN 攻撃の防止

SYN と FIN のパケットが一対になった不正アクセスを遮断する。
このアクセスにどう反応するかでサーバの OS を特定されるので、それを防ぐ。
カーネルの再構築が必要なので、今回は使わない。

tcp_drop_synfin="YES"
ICMP リダイレクト無視

DoS攻撃、盗聴、なりすまし を防ぐ。
ICMP リダイレクト要求を無視する。
リダイレクト要求があったら /var/log/messages に記録する。

icmp_drop_redirect="YES"
icmp_log_redirect="YES"

/etc/sysctl.conf

/etc/sysctl.conf は FreeBSDカーネルの設定を変更するために使われる設定ファイルである。

開いてないポートにパケットが届いても応答を返さない。
# 1 は SYN のみ無視。2 は全て無視。
net.inet.tcp.blackhole=2
# 設定すると traceroute が動作しなくなるので記述しない
net.inet.udp.blackhole=1 
ポートにアタックしてきたログを取る

ログがあふれる恐れがあるので、設定しない。

# TCP で、閉じているポートへのアクセスをログに記録する。
# 1 は SYN のみ。2 は全て。
net.inet.tcp.log_in_vain=1
# UDP で、閉じているポートへのアクセスをログに記録する。
net.inet.udp.log_in_vain=1
SYN+FIN パケットを無視する

/etc/rc.conf に tcp_drop_synfin="YES" を記述する場合、カーネルの再構築が必要となるので、カーネルモジュールを用いる。
http://forums.freebsd.org/showthread.php?t=4108

# Drop synfin packets
net.inet.tcp.drop_synfin=1